真性包茎の治療法のメリットを比較!手術と矯正器具どちらがいい?

真性包茎には、クリニックに相談をして手術を行う方法と自力で対処をする方法の2つがあります。
どちらの方法を利用するかは本人次第ですが、治療の内容によってはあまりおすすめできないものも少なくありません。
特に、医学的に根拠のない自力で行われる矯正器具を利用した方法は、逆に状況を悪化してしまデメリットもあります。
成功すれば真性包茎を解決できるメリットはありますが、その反面で受け入れなくてはならないリスクもあるためその点を理解しておかなくてはいけません。
まずは、治療を行う過程でどういった方法が存在するのかを知ることから始めましょう。

患者に応じて利用される切除術と切開術

クリニックで真性包茎を治療するときには、包皮と亀頭の関係性を改善するために切除術や切開術と言われる方法が利用されます。
文字通り、包皮を切除したり切開する方法になるのですが、どちらを利用するかについては患者で大きく異なります。
特に、小児の場合には大人と比較しても成長期の段階にありますので、包皮が長くなって亀頭との癒着部分を解消できる可能性が十分にあります。
一方で、大人の場合には成長期が過ぎてしまっているので、それ以上包皮が長くならないリスクがあります。
この場合には、切除術などを利用して該当する部分を切ってしまい、亀頭を露出させなくてはいけません。
治療の流れにおいて、麻酔を利用して痛みを軽減することになりますが、手術が終わった後に痛みが継続するデメリットはあります。
クリニックの真性包茎の治療法は、ほぼ確実に状態を改善できるメリットはありますが、きちんとアフターケアを行わないと状況が悪化するケースもあるため気を付けなくてはいけません。
特に、手術後に経過が悪い場合にはすぐに相談をして対策を講じてもらう必要があります。
ただ、医学的な観点から行われることに違いはありませんので、安全性は非常に高いです。

市販で利用できる矯正器具もある

一般的に、矯正器具を用いた治療方法は市販で入手できるものが大半です。
クリニックで治療を行うときには、外科手術を行うことが基本なのでこういった矯正器具を用いて治療を行っていくことはほとんどありません。
矯正器具には、自力で解消できるメリットがありますし、何よりも費用を小さくできる魅力もあります。
そもそも、真性包茎の患者は自分の症状を医者であっても見られたくないと考えている人が非常に多いです。
矯正器具を利用すれば、自分で状態を改善できる可能性がある上に、他人に知られることなく自分のペースで進めていくことができるためメリットはあります。
実際に、亀頭を露出させるために効率的な矯正器具も提供されています。
元々、真性包茎は包皮が狭い状態にありますので、この部分をきちんと改善できるのならば手術をする必要性はありません。
現実的に、成長期の子どもは包皮をかぶっている真性包茎の状態ですが、年齢や環境の変化によって自然と亀頭が露出していきます。
矯正器具を用いて疑似的にこういった環境を作ることができれば、状態を改善できる可能性はゼロではありません。
もちろん、実際に行うときには必ず安全性を確認する必要はあります。

矯正器具にはリスクも多いので注意

安全に真性包茎の治療をしたい場合には、クリニックの治療法を選択することが賢明です。
確かに、市場には真性包茎を矯正するための器具が提供されています。
しかし、それらを利用して安全に治療ができるかどうかに関しては、かなりの疑問点が存在するからです。
まず、矯正器具はムリに包皮を伸ばしていくものが多いことにデメリットがあります。
そもそも、真性包茎になっている場合には包皮が短い状態であるため、無理にそれを伸ばすようなことをすると強烈な痛みが生じます。
実際に、真性包茎の多くの患者は、通常の勃起をするときにも痛みを感じる人が多いです。
これは、勃起をすることで包皮と亀頭の癒着している部分が無理やり引っ張られることになるからです。
矯正器具は、こういった状況を強制的に作りますので、身体上で良くありません。
また、無理に真性包茎を矯正すると亀頭包皮炎などの炎症を発症させやすくなります。
傷ついた陰茎に雑菌が入ると、その部分で炎症が生じるようになって、最悪の場合には性感染症にも感染しやすくなってしまいます。
そのため、矯正器具のリスクやデメリット面を考慮した場合、クリニックで治療を行うメリットの方が大きいと判断できます。

まとめ

確かに、矯正器具を利用した治療は自分だけで行うことができますし、安上がりで進めることができるため魅力的です。
しかし、安全性を考慮した治療法ではないというデメリットがあります。
無理に矯正を行うと、逆に状態が悪化してしまって取り返しのつかない事態にも発展しかねません。
この点、クリニックの治療法には医学的な安全性と根拠が存在します。
どういった患者であっても、カウンセリングを行って適切な治療プランを立ててもらえますので、安全に治療ができるメリットがあります。
アフターケアも充実していますので、治療をした後の経過も安心できます。